ボード・防音材の隙間処理

合板・石膏ボードなどのボード類、防音材の隙間処理によって、約10dBの遮音性能の差が出ます。これは、人間の耳では音の遮断性能が倍くらい違うように体感されます。

最新の薄型防音構造では、この隙間対策を重視した仕様を用意しています。それは使い慣れたテープやコーキング材、パテなどの資材で施工できます。

最新の技術は優れた防音材だけでなく、一般的な建材の施工要領と合わせて、防音効率を高めることを目標にしています。

手間はかかりますが、職人に説明するとコロンブスの卵と同じように比較的簡単な理屈です。施工する職人の意識さえ変われば、防音性能はアップします。

多層構造の材の隙間処理の積み重ねが費用対効果を高めます。

木造防音の最新技術を追求する

木造住宅と木造防音室の防音設計の最新技術は音の制振・絶縁・減衰機能を高める仕様・構造を構築することを目的としています。 業界では素材・構造体の周波数特性とともに軽視されていた分野です。 特に木造に適した薄い防音対策を追求してきた事例や方法論について考察します。

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